6個も入っていて使い切れなかったらどうしようと思ったのですが、到着したのを確認すると拍子抜けするくらい小さく、差し込む部分で外径25mmでした。効果を見るためにエアクリーナーボックスのフタの部分に取り付けます。
外から見るとノーマルのエアクリーナーボックス、しかしその実態は・・・
このように取り付けました。これだけでも吸気音が非常にうるさくなりました。もしもの時はノーマルのフタだけ購入するか、この内側にキャップを被せてふさいでしまおうと思います。この位置なら雨が入ることは考えにくいです。
さて、この状態で空燃比を確認してみると、6000rpm以上の全開域で少し濃くなっていましたので、やはり効果はあるようです。社外品のエアクリーナーを取り付けて、燃調を取らない場合、濃くなるだけで加速も鈍く、アクセルのツキも悪くなるので、燃調を取らない場合はエアクリーナーを交換するのはメリットがないと思います。
さて、エアクリーナー改造の効果を確認するべく、WRを持ち込んでお決まりのテストコースで0-100km/hをやってみました。同日、同条件です。
WR10g 11秒38
WR11g 12秒08
となりました。マフラー交換前は11gが最も速かったので、やはりトルクの減少はあるようです。しかし、今回は10gだとトルク感が薄く、11gはトルクフルで乗り易かったので、試しに10g11g混合でもテストしてみると・・・
WR10g3個11g3個 11秒16
と最も良いタイムを記録しました。フィーリングも良いとこ取りで加速と伸びのバランスが良いのがわかりました。
ヤフオク!プーリーの時は10秒台も出ていましたが、それよりも加速が鈍いMFRプーリーで遜色ないタイムが出ていて、以前より気温が上がっていますので、多少は加速性能が上がっていると思います。
ただ、音がうるさくなっていますので、コストパフォーマンスでいうとあまりよい結果ではありません。合いた時間があれば、この仕様のままでノーマルマフラーを取り付けてみるのも面白いと思います。
追記 メリットも無いわけではなく、O2センサーキャンセラーを取り付けることによって6000rpm付近での切り替わり付近の違和感が若干マイルドになりました。