最近はもう一度、駆動系のセッティングを詰めようと思っています。ノーマルでは燃調など取る必要がなさそうです。
とりあえず、現状ではハイスピードプーリーとベアリングスライダー、センタースプリングを交換していますが、あと手を入れる所と言えば、クラッチとクラッチアウターになります。ただし、現状で滑っているわけでもないので、効果があるかどうかは微妙ですが、とりあえずやってみました。
アドバンス・プロさんの、GY6用クラッチとアウターセットを購入してみました。
ノーマルと比べるとシューの大きさがこんなにも違います。
また、黄色の丸の部分はアウターのカドの部分に当たるようで、食いつく幅がかなり違うようです。
重さの比較では
ノーマル アドバンス・プロ
アウター 948g 851g(△97g)
クラッチ 1042g 985g(△57g)
(合計△154g)
という感じでした。
そして、いつものコースで0-100kmをしてみると
ノーマルクラッチセット 13秒80
アドプロクラッチセット 14秒40
となりました。やはり、アウターは軽いよりは重いほうが良いということでしょうか?それならばということで、アドプロクラッチセットにノーマルのアウターを付けてみると
アドプロクラッチ
ノーマルアウター 13秒51
となりました。やはり滑りがなければクラッチ自体は交換する必要は無さそうです。ちなみにノーマルクラッチにアドプロアウターは入りません。この結果を見ると購入するのはクラッチのみで良さそうです。
インプレッションは、 ノーマルよりもスムーズに繋がり、乗り心地は良いです。ただしクラッチスプリングが若干弱く感じ、つながり始める回転が低いようで、タイム的には落ちます。クラッチスプリングを強化してクラッチインの回転を上げることが出来れば、シューの幅広さと相まって、もっとタイムは縮まると思いますので、後日交換してテストしようと思っています。少し楽しみです。
前回に引き続き0-100kmにてテストしています。
取扱説明書にはオクタン価95以上となっているTIGRA125ですが、ハイオク連続給油2回目で点火時期を+1度、+2度、点火時期調整なしでもう一度テストしました。今回も0-100kmと上りでの最高速テストの2本立てです。
ガソリン 点火時期 上り最高速 0-100kmの順で
ハイオク +1 77km/h 13秒70
ハイオク +2 77km/h 13秒81
ハイオク 0 77km/h 13秒58
前回のレギュラーでの結果は
レギュラー 0 76km/h 13秒80
という結果でした。今までのテストでは、一日1回のテストで、条件が多少違っていましたが、今回はその場で0-100kmと上り最高速の場所を往復してテストしたので以前より信頼性があります。点火時期を進めても速くなるどころか少しづつ遅くなり、上り最高速は変わらないと言う結果でした。もう少し進角させないと効果がないのか?それとも最初からハイオク仕様で点火も合っているため点火時期をいじらないのが一番タイムが良いのか悩むところですが、ノックセンサーを用意するわけにもいかないので、これにて終了です。レギュラーとの違いもほとんど無いことから、最終的には今まで通りレギュラーで良いのではと思いました。
レギュラーで良いもう一つの理由は、ハイオクの場合、平地で加速中は7700rpmで加速するものの上りの加速では逆に7300rpm程に落ちてしまうようです。
レギュラーではどちらも7500rpmキープをしており、0-100kmのタイム的にも上り最高速もほぼ変わらないことから コスト的にレギュラーで良いと思うのです。また、乗っているフィーリングではレギュラーの方が高回転時に力があるように感じます。
念のためハイオク時にもA/Fを確認してみましたが、当然の如くレギュラーと寸分違わないパワー空燃比を指していました。
R5FACTORYさんのサブコン装着によって私の車両は若干燃料を絞り気味にしていますが、ノーマルでも非常に優秀な制御をしていると思われます。よく言われている通り、エアクリ、マフラー程度ではノーマルECU制御で充分対応できると考えても良いと思います。 点火モジュールが必要になるケースはそれほど多くないのかもしれません。
一度サブコンと点火モジュールを外してチェックする必要があるかもしれません。手が空いたらやってみます。それが一番速かったりして・・・
最下段に結果の更新があります。
前回のウエイトローラーセッティングで私のTIGRAは11gが最良と判断しましたので、次の調整に入ります。
TIGRA125を手に入れてからすでに1年経ってしまいました。オイル交換数回と、WR交換1回、リヤタイヤ交換をした程度で約8000kmノートラブルで走っています。
去年の秋頃レギュラーとハイオクを2回ずつ交互に入れてみて、大した違いがなかったので、レギュラーをメインで使っていましたが、春先にサブコンを手に入れたので、今まで燃調を整えることに力を注いできました。
あくまでも私の車両に関してですが、基本的にはサブコンを入れることにより、燃料が濃くなるようで、R5FACTORYさんからは、アイドリングで止まるときは2000rpmまでを燃料マイナス2程度でやってみて下さいと言われましたが、それでもアイドリング中エンストすることが多いので今は確かマイナス5程度になっていると思います。
最近は気温が高いこともあり、それで止まることも少なくなりましたが、また気温が下がってくればエンストの可能性もあると思います。
これ以降でサブコンが活躍する場面といえば、吸排気変更の時なのですが、マフラーは今のところ替えるつもりもありませんので、消去法でいくと残りはハイオク仕様車ということになります。
去年と同じくフィーリングで比べると全くわからないので、ウエイトローラーテストと同様、0-100kmで比べてみようと思います。前回のウエイトローラーテストとは別の私有地で、上りの方が効果がわかりやすいためずっと上りの直線を選んでいます。
レギュラー 0-100km 17秒61
で、次にタンク内にレギュラーが残っている状態で
ハイオクを3リットル給油すると
0-100km 19秒27
になってしまいました。1秒66のビハインドでびっくりしました。ただし、乗ったフィーリングで言えば、変速回転数も7500rpmから7700rpmと200rpm程上で変速していて、なおかつ8000rpm以上ではレギュラーよりも軽く回っているので不思議な感じですが、確かにパンチがないような気はします。某掲示板ではTIGRAはハイオク仕様だと言っていましたが、微妙なところです。今回はハイオクを入れた後にかなり走ったので、駆動系のタレもあるのかもしれません。
今後しばらくハイオクを入れ続け、点火を進角させてタイムを追ってみたいと思います。
その夜、タイムがあまりにもおかしいので、前回ウエイトローラーのテストをした場所にも行ってみました。
前回11gの時の0-100kmは朝でライトオフ状態で
13秒80でした。夜に計測したのはライトオン状態で13秒47でした。こちらのコースでは気温が下がった分だけ若干速くなっているようです。もしくはハイオクを入れたことによってマップを読む場所が変わったのかもしれません。
その後で朝と同じ場所で夜テストしてみるとレギュラーと変わらない17秒65と言うタイムが出ました。朝と夜ということを考えるとレギュラーが若干速いことになると思います。テストのやりがいがあります。
また、上り最高速テストも合わせてしてみましたが、レギュラー時最高76km/hのところ74km/hでした。これも夜計測ですのでどちらかと言えばレギュラー優位でしょうか?これが完全にハイオクに置き換わり、進角させてどうなるか楽しみです。
ハイオクで結果が出てくれると面白いのですが・・・
ノーマルのティグラ125でマップの読み取り位置が変わるほど吸入吸気量が増えているということは、過給器付きのジムニーであれば、体感できるほどの効果があるのでは?と言う疑問を解消するため、ジムニーのノーマルエアクリーナーボックスにつながるエアインテークを作りなおしてみました。ノーマルのエアインテークは
エアクリーナーボックスに上の画像のようなインテークパイプが取り付けられています。その入口はエアクリーナーボックスの前方になるのですが、ボンネット内にあることもあり、吸入されるエアの温度は高いと思われます。そこでこの入口をフロントバンパー内のフォグの横位置に持って来ました。なんちゃってラムエアダクトになります。
あるチューニングカーメーカーのブログでは、似たような所に専用のインテークを設置すると70km/h程度でも2km/hのスピードアップになったそうです。
素材はお決まりのジャバラホース内径50mmです。
バンパーの内側のプラスチックフレームにタイラップで止めています。
エアクリーナーボックスへの接続はこんなかんじです。ぴったり入るのでタイラップなどの必要もありません。
インプレッションとしては、これが非常に効果的で、ブーストの掛かり始める2000rpmから5000rpmまでが、軽く回るようになりました。感覚的にはエアコンONからOFFにした感じとか、ノーマルの紙タイプエアクリフィルターから、ノーマルタイプ高効率フィルターに交換したような感じです。なぜ今までこんな簡単なことをしなかったのかと思いました。一定のスピードからの再加速でもレスポンスが上がっているのも感じます。
ターボエンジンはこのように簡単な工夫で体感できるほどの効果を味わえるのが楽しいところだと思います。TIGRA125ももう少し体感できるほどのチューニングがあればもっと楽しめるのですが・・・
あるショップとのやり取りにより、マフラーを交換しないことに決定しました。というのも、自分のやっていることを素直に話し、実際どれ位のスピードアップが可能かというのを電話にて問い合わせると、シャシダイを使用してパワーアップは確認しているが、実際に乗ってどうかというとそれは個体差や走行抵抗もあり・・・というような話になって、これをつけたら〇〇kmアップとは言えないということでした。裏話なども聞くことができ、大変楽しかったのですが、何万円も出すほどでは無いという雰囲気でした。
やはりというか、危惧していた通り、スクーターのような小排気量の4ストロークに関してはマフラーだけでは大幅なパワーアップは望めないようです。最高速を狙うなら、ボアアップが一番のようです。私はドレスアップとか、音だけチューニングというのは好みではないので、別の角度からセッティングを進めてみることにしました。
とりあえず、1度やったこともあるウエイトローラーの重さの違いによる0-100km/hのテストをしました。今回はそれに加え、1km以上続く上り坂での最高速テストも合わせて行いました。
0-100km/hテストに関しては私有地でゆるやかな上りと下りがある道でのテストで、同じ地点からテストしました。完全な直線でも平地でも無いのでタイムは参考程度だと思って下さい。
0-100km/hウエイトローラー別タイム
10g×6個 14秒04
11g×6個 13秒80
12g×6個 15秒94
という結果でした。テスト順としては10g、12g、11gの順で行ったのですが、平地での巡航だけで言えば、12gにすると60km/h程度の走行でも回転数が500rpm程落ちるので回転が低く抑えられ、燃費がよさそうにも思えます。
上り坂のテストは延々とつづく坂道をほぼ全開で登り切る直前のスピードをメーター読みで見ました。
10g×6個 75km/h
11g×6個 76km/h
12g×6個 61km/h
となりました。12gに関しては、平地を走っている時に再加速させようとしても最大トルク発生回転数の7500rpmまで回らないので、当然上り坂では最も遅くなりました。乗っていても回転上昇が遅く、全く楽しくありません。このことから、ノーマルプラスα程度のティグラでは12gは必要ないことになります。 10gに最初乗っていたときは回転上昇も良く、上り坂も速いので、これは良いと思ったのですが、その後に11gのテストをしてみると上りもそれほど変わらず、フィーリング的には伸びが若干良いようにも思え、結果的にはノーマルの重さである11gが最適だと思いました。
このテストをする前まで、10g×3、11g×3が良いと思っていましたが、上り坂の最高速でも11gがよさそうなことと、私の持っているウエイトローラーは10gと11gでメーカーが違い、外径などがわずかに違うためか、クラッチインの時に若干不安定なので、同じメーカーでテストしてみたい気もします。