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2012年8月1日水曜日

TIGRA125 ウエイトローラーテスト

あるショップとのやり取りにより、マフラーを交換しないことに決定しました。というのも、自分のやっていることを素直に話し、実際どれ位のスピードアップが可能かというのを電話にて問い合わせると、シャシダイを使用してパワーアップは確認しているが、実際に乗ってどうかというとそれは個体差や走行抵抗もあり・・・というような話になって、これをつけたら〇〇kmアップとは言えないということでした。裏話なども聞くことができ、大変楽しかったのですが、何万円も出すほどでは無いという雰囲気でした。

やはりというか、危惧していた通り、スクーターのような小排気量の4ストロークに関してはマフラーだけでは大幅なパワーアップは望めないようです。最高速を狙うなら、ボアアップが一番のようです。私はドレスアップとか、音だけチューニングというのは好みではないので、別の角度からセッティングを進めてみることにしました。

とりあえず、1度やったこともあるウエイトローラーの重さの違いによる0-100km/hのテストをしました。今回はそれに加え、1km以上続く上り坂での最高速テストも合わせて行いました。

0-100km/hテストに関しては私有地でゆるやかな上りと下りがある道でのテストで、同じ地点からテストしました。完全な直線でも平地でも無いのでタイムは参考程度だと思って下さい。

0-100km/hウエイトローラー別タイム

10g×6個   14秒04
11g×6個  13秒80
12g×6個   15秒94

 という結果でした。テスト順としては10g、12g、11gの順で行ったのですが、平地での巡航だけで言えば、12gにすると60km/h程度の走行でも回転数が500rpm程落ちるので回転が低く抑えられ、燃費がよさそうにも思えます。

上り坂のテストは延々とつづく坂道をほぼ全開で登り切る直前のスピードをメーター読みで見ました。


10g×6個   75km/h
11g×6個  76km/h

12g×6個   61km/h

となりました。12gに関しては、平地を走っている時に再加速させようとしても最大トルク発生回転数の7500rpmまで回らないので、当然上り坂では最も遅くなりました。乗っていても回転上昇が遅く、全く楽しくありません。このことから、ノーマルプラスα程度のティグラでは12gは必要ないことになります。 10gに最初乗っていたときは回転上昇も良く、上り坂も速いので、これは良いと思ったのですが、その後に11gのテストをしてみると上りもそれほど変わらず、フィーリング的には伸びが若干良いようにも思え、結果的にはノーマルの重さである11gが最適だと思いました。

このテストをする前まで、10g×3、11g×3が良いと思っていましたが、上り坂の最高速でも11gがよさそうなことと、私の持っているウエイトローラーは10gと11gでメーカーが違い、外径などがわずかに違うためか、クラッチインの時に若干不安定なので、同じメーカーでテストしてみたい気もします。




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