さて、長らくお待たせいたしました。といっても待っている人がいるのかどうかもわかりませんが、ハイギアを組み込んでからの調整が終わり、結果を書いてみたいと思います。
1ヶ月ほど前からテスト走行とセッティングを重ねて、おそらくこれが現状のベストだと思います。
ハイギア組み込み前のWRは10g3個11g3個の10.5gのセッティングでしたが、当然それでは加速が鈍いので10g6個を使用してみたところ、全開スタート後に完全につながる回転数が7500rpmで、あとはレッドゾーンの9000rpmまで待っている状態です。
この状態でメーター読みは130km/h、GPSでは
115.056km/h(メーター誤差88.46%)でした。
昨年度のハイギアなしの最高速がGPS計測で113km/h
ですので、わずか2km/hのアップとなりました。
そこで、7500rpm以降の燃調を薄くして、尚且つWRを更に軽くすれば最高速がアップするのではと思い、8gを6個でテストしましたが、こちらは軽すぎて、全開スタート後のつながりが8100rpm程であまりにも余裕がなさすぎたので、9g6個に変更しました。
9g6個がかなり良い状態で全開スタート後のつながりが7800rpmでこの状態で再度最高速アタックをしましたが、結果は
114.084km/hでした。但しメーター読みは125km/hとなっており、メーター誤差91.2%とウエイトローラーによって誤差が違う結果になりました。
今回の結果だけで言えばハイギアの効果はほとんどありません。WRの重さによって最高速が変わらないということなので、最高速の鍵はやはりプーリーの端まで使い切ることが重要になってくると思います。
今後も別の切り口でチマチマとやっていきますが、正直コストほどの結果が出ないので、ノーマルのままが一番良いと思います。
最高速ほしいなら素直に排気量の多いバイクに乗り換えですね。