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2011年11月11日金曜日

TIGRA125 エアクリーナー交換


あまりお金の掛からないパーツというと、エアクリーナーのフィルターがあります、車のターボエンジンなどは、エアクリーナーを高効率のノーマルタイプに変えただけでも体感できるほどの効果があるのでTIGRAではどうなるかやってみたくなりました。というのも、ノーマルのエアクリーナーの汚れ具合を確認したときに、エアクリーナーのフィルター面積が少なすぎると思ったのです。


フィルター部分の長さは約18cm、高さ8cmです。これはフレームに対して小さすぎるような気がしていました。ターボ車の場合で言えば、この紙フィルタータイプを高効率スポンジタイプにするだけでもかなりの効果が体感できるのですが、探してみてもノーマルタイプのTIGRA用エアクリーナーはありません。そこでデイトナターボフィルターLサイズ


この汎用品を切って使用しました。
ノーマルフィルターのフレームの厚みが1cm、その紙フィルター部分だけ2cmとなっているのですが、このターボフィルターの厚みは約1.5cmです。



黄色い方のフィルターの目が荒いのでこちらが外側になるようにノーマルフィルターを当てて、外周にマジックで線を入れて切り取れば完成です。上下の長辺に下のラインを合わせて切り取れば、一枚で2回分切り取ることができます。

その後ターボフィルターを装着して1ヶ月ほど走行したインプレッションですが、アクセルの付きが多少良くなり、高速域での回転上昇も軽くなったようですが、車のターボエンジンに装着した時に比べると体感できる効果は少ないと思いました。その後、レギュラー、ハイオクと入れて燃費を見てみましたが、ノーマルフィルターとの違いはなさそうです、多少の体感アップでネガティブな面がなければよしとします。




反省点は、写真にあるようにノーマルフィルターケースの入り口、出口の口径が決まっているため、フィルター面積だけ拡大しても意味がなかったようだということです、この吸入部分のパイプを取ってみても吸入量が上がるとは思えないし、吸気を増やすために、ノーマルケースの外側をカットしたり、吸入口を増やし、インシュレーターを入れるのも良いのですが、通勤仕様で雨の中も普通に走るため、メンテナンスが増えるようなことはなるべくしたくありません。とりあえずこのまま使用します。

自分にとってチューニングを考える上でノーマルで走りこむ意味はこの辺にあります。よく考えてみれば、ターボエンジンでもなく、2ストロークでもない、ということは掛ける金額に対するリターンが一番少ないエンジンでもあるのです。昔から4ストロークで一番体感できるのはボアアップと相場が決まっています。体感できるほどのチューニングでは結構な金額が掛かってしまいます。そこまでするのかどうか今の時点ではわかりませんが、耐久性などを考えると大幅な体感での加速、最高速を狙うよりも、駆動系のセッティングで巡航速度域での燃費を良くするセッティングなどを探るのも面白いと思っています。そのためマフラーも5万円オーバーするようなものではなく、ロープライスのもので効果を確認するか、もしくはノーマルでも良いかも・・・と思い始めています。

せっかくの楽しみなので、長く乗り続け、他の人のチューニングを参考にしつつ、新製品を待ちながら、ゆっくりと楽しんで行こうと思います。

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