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2010年11月19日金曜日

久しぶりのランカーサイズ 88-5



海が荒れて以降、小型のマゴチやら、エイなどは釣れていましたが、それ以外は音沙汰無く、水温もかなり下降して、今シーズン終了の雰囲気が漂っていました。



 



昨日は夕方にかなり強い雨が降ったこともあり、さらに水温が下がるとまったく何も釣れないだろうことは想像つきます。が、釣りに行ける時間になると雨も上がったので、様子見に行くことにしました。



 



いつもの通り河口の川幅が狭くなっているところを中心に、下流側から上流側に向かって、フローティングミノーや、シンキングミノーを投げていきますが、やはり反応は皆無です。



いつもよりも海は穏やかで、時折月明かりで辺りが明るくなることもあり、普段は行かないテトラの先端までランガンしました。



 



先端は多少水深があるので、バイブレーションやマウスリンも使ってみましたが、こちらも異常はありません。川の中は水温9度ほどでしたが、テトラ帯の先端は14度ほどありました。帰りも色々なルアーでランガンしますが何も起こりませんでした。



 



最後に河口をもう一度と思い、コモモ2チャートをセットして流れがあるはずのところにキャスト、中のマグネットを前に移動する為に少しロッドをあおり、一呼吸置いてリトリーブを開始すると、ココンとアタリ、巻き合わせしてみると水面でエラアライしまくっています。割と硬めにセットしたドラグが結構な勢いで出て行きます。去年はこの状態で焦ってバラシたので、今回は冷静に出るだけ出しておきます。障害物はほとんどありません。



 



この時点でロッドの曲がりからそこそこのサイズと判断して、すぐに取り込もうと言う考えは捨て、じっくり寄せに掛かります。何度かドラグを出していくやり取りがあり、やっと手元に寄ってきたので、いつもの大物対応のハンドランディングで取り込みました。リヤフック一本がかんぬきに掛かっており、その針穴も多少広がっていて危険でした。今回はノーマルの太軸フックだから良かったのですが、ガマカツの細軸だと伸びていたかも知れません。ドラグも多少強すぎだということがわかったので、今後は多少今よりも緩めることにします。今回の魚を釣ることによって、去年逃がしたシーバスも今回と同程度だということがわかりました。



 



885




 



88cm、5kgでした。



 



秋にしては軽めですが、11月初旬までアオリに集中したこともあり、久しぶりのランカーサイズにうれしさがこみ上げてきました。



ちょっと前に買ったハカリ付きのフィッシュクリップで測ると4.5kgでしたが、手に持った感触からしてそれほど軽くないと思い、家に帰って確認するとやはり5kgありました。



フィッシュクリップのものは目安にしかならないようです。



 



それにしてもランカーサイズは個人的には素直だと思います。今回の魚にしても、上げいっぱいの直前から釣りしていますが、そのときには釣れず、下げ始めて水が動き出すと1投目で食うという教科書どおりのヒットだからです。やはり大型は楽して捕食する、というのは間違いないことだと今回確信しました。



 



また、ヒットのさせ方に関しては、流れの上流側から流し込み、流れに乗せてドリフトさせながらの釣りが、この時期にかかわらず川では強いようです、キャスト後にキス釣りの時のようにロッドをさびき、ルアーをプルプルさせた後流れに乗せ、またさびく、この動きが、弱って流されてくる魚の動きなんだと今回の釣行で確認しました。もっと色々なヒットパターンを経験したいと思います。その経験をするには魚が少なすぎると思いますが、楽しいので続けます。



 





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