これだけ暑くなってくると、毎日のように釣りに出るのも辛くなってきます。
変化がないときにはフィッシュイーターの活性も上がらないように思います。もちろん船を持っていたり、釣れる場所に制限無く行ける身分であればそれも関係ないのですが、私は制限ありまくりのアングラーなので、色々工夫しないといけません。
去年もこの時期にはあまりにも釣れないことに業を煮やし、真昼間にキス釣りをした覚えがあります。何も考えていなかったので、翌日はかなりの日焼けでひどいことになっていました。そのため、今回は前日からクーラーボックスとエサを用意し、暑さを避けて午前3時からの釣行としました。
エサは釣具屋オススメのジャリメです。個人的にはアオイソメのほうがでかくて好きなのですが、今回使ってみて解ったのは、ジャリメは細くて短く、キス釣りの仕掛けに合っており、あまりエサを千切る必要が無いことです。千切ると変な汁が出てきてクサイので、その点でもジャリメがオススメです。
朝起きて近くの堤防に行くと、まだ日が昇っていないせいもあり、自分一人でした。最初の場所は車を横付け出来る所を選んだのですが、最初の投入でアジが釣れ、数回でメバルが釣れ、その後に小さなキスが2匹ほど釣れたのですが、それ以後港をでる船が堤防の先端付近でエサになるコアジを釣っているのか邪魔なので早々に場所を変更しました。
今年の2月に何本かシーバスを釣った河口付近でやってみました。先程の場所で釣ったキスはあまりにも小さすぎるのでリリースしましたが、こちらの場所でも釣れるサイズは同じく10cm程度なのでキープすることにしました。やはりエサ代を払っているとキープしたくなります。
エサの場合はルアーと違って日持ちしないので今日中に使い切るつもりで釣ります。日が出てくると気温もあがり、弱るのも早そうです。キス釣りの仕掛けはダイソーで売っていた4セットパックのもので十分釣れます。ただし使用していると針のチモトの結んでいる部分が後ろに回っていることがあり、アタリはあるのに釣れない場合はここをチェックして結びが前側に来るようにすれば釣れます。
今回久しぶりにエサ釣りして感じたことは、毎回投入ごとに釣れる状況でなければ違いを感じにくいと思ったことです。ルアーのように、魚がいるのにレンジが合っていないから釣れないのか、それとも考えるほど魚がいないのかは釣れてみなければわからないということです。
その部分でエサ釣りは、魚がいることは分かっていて、投入場所によって違うので、本当に参考になるのです。流心がいいのかカケアガリが良いのか、潮目にはいるか?それらが投入ごとに結果となって現れてきます。今回はシーバスのポイントでもあるので、そのベイトとなるキスがどこで釣れるのか?どのへんに溜まっているのかは直接参考になるのです。
その意味でもルアーだけとか決めないで、たまにはエサ釣りもして、家に食べられる魚を持ち帰ることにも意味があります。今回は極小サイズにも関わらず、30匹程度を背開きにすることによって、背開きをマスターすることができ、念願の美味しいキス天もいただくことができました。サイズアップすればもっと満足なキス天が食べられるものと思います。
ちなみにロッドはKGS-962MLで8号の天秤をフルキャスト可能でした。
おそらく10号程度でも可能だと思います。汎用性が高い良いロッドです。
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